書店レビュー
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- らくだ書店本店(明屋書店) (愛知県名古屋市千種区)
「あれ」が獄を破った。戦いが始まる。ブレイブ・ストーリーから6年。毎日新聞で連載されていた作品がついに書籍化!宮部みゆきのファンタジー最新作。一つ一つの言葉に力強さがある宮部文学。イマジネーションをどうにもかき立ててくれる傑作です。
(2014年3月10日)
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魔は紛然として競い起こる
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- ブックスオオトリ高円寺店 (東京都杉並区)
どの世でもどの世界でも英雄と魔は表裏一体の存在である。そのことを痛切に感じる作品だった。どんなに正当な理由でも、人を殺める行為は悪そのものであり、その行為を行ったものは必ずその罪の償いをしなければならない。悪に魅入られない為には強くなるしかないのだと、ユーリを通して教わった。この無垢の少女の強さと優しさに救われながら、ラストはホッとできるだろう。宮部作品の傑作といっていいと思う。
(2009年4月12日)
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- 増田書店 (東京都国立市)
主人公森崎友里子は小学5年生。中学二年の兄の大樹が、クラスメートを突然刺し失踪してしまう。原因は「いじめ」とささやかれていたある日、友里子は兄の部屋にあった赤い表紙の本に出会い、兄が「英雄」にとらわれたことを知る。黄衣の王、無名の知、オルキャスト―聞き慣れない言葉にとまどいながらも兄探しの旅に出るが、友里子を待ち受けていたのは…。2007年1月から毎日新聞の夕刊に連載された宮部みゆきの最新作。まさに大人のファンタジーの真髄!
(2009年3月5日)
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英雄の書
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- ほんのいえ宮脇書店越谷店 (埼玉県越谷市)
宮部ファンタジーの最新作がコレ。兄を追って、ひとりの少女が物語の世界へと飛び込んでいく。ゲームさながらの展開で、たっぷり上下巻のボリュームを感じさせない。言い知れぬ緊張感が漂いつづける雰囲気は、まさにダークファンタジー。毎日新聞連載の話題作。
(2009年3月2日)
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商品内容
要旨 |
お兄ちゃんが人を刺すなんて…。“英雄”に取りつかれた最愛の兄を追って、少女は物語の世界に降り立った。そこで彼女は、すべての物語が生まれ帰する一対の大輪を前に、恐るべき光景を目にしてしまう―。 |
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出版社 商品紹介 |
<英雄>に取り憑かれた兄を救うため、友理子は物語の世界へと旅立った。宮部みゆきのファンタジー最新刊。(下)も発売。 |
おすすめコメント
お兄ちゃんが人を刺すなんて・・<英雄>に取りつかれた最愛の兄を追って、少女は物語の世界に降り立った。そこで彼女は、すべての物語が生まれ帰する一対の大輪を前に、恐るべき光景を目にしてしまう―。