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食料の世界地図

第2版

出版社名 丸善
出版年月 2009年8月
ISBNコード 978-4-621-08120-4
4-621-08120-9
税込価格 2,860円
頁数・縦 128P 25cm
シリーズ名 食料の世界地図

商品内容

要旨

世界の人びとが、何を、どこで、どのように食べているか、食料がどのように作られ、販売され、消費されているかなど、食文化と過程における問題点を世界地図とグラフでわかりやすく見せています。“食料の旅”には産業、技術、経済、社会、政治の要素がつねに変化しながら複合的に関係していることがわかります。自然科学と社会科学の観点から、世界の食を見渡している世界地図は、眺めているだけで、新たな発見に出会うことができるでしょう。

目次

1 現代の挑戦(進行中の問題
世界の食料供給
不均等な配分
環境に対する挑戦
水不足問題
栄養不足
栄養過剰
汚染)
2 農業(農業の機械化
工業的家畜生産
家畜への飼料の供給
動物の病気
農業におけるR&D
遺伝子組換え作物
農薬
化学肥料
土地利用の農業
土地所有権
都市型農業
漁獲漁業と養殖漁業
農業における生物多様性
有機農業
温室効果ガス)
3 貿易(貿易の流れ
家畜の輸送
貿易への補助金
貿易への依存
フェアトレード運動)
4 加工・小売・消費(主食
食習慣の変化
巨大食品加工企業
小売りの影響力
有機食品
食品添加物
外食
ファーストフード
アルコール
広告とマーケティング
市民の影響力)
5 統計表(農業
消費)

出版社
商品紹介

グローバル化が進む世界の食料システムという観点から、現代の複雑な食料問題を解説。バイオマス燃料も取り上げる。

著者紹介

ミルストーン,エリック (ミルストーン,エリック)   Millstone,Erik
英国サセックス大学科学技術政策研究所教授。1970年代中頃より食料に関連する諸問題について取り組み、著書『Food Additives(食品添加物)』、『Our Genetic Future(遺伝子の未来)』をはじめ食品行政、厚生行政に関する論文多数。現在、開発途上国の貧農を対象とする持続可能な食料生産向上プロジェクトに従事
ラング,ティム (ラング,ティム)   Lang,Tim
英国ロンドン市立大学食料政策センター教授。政策のフードサプライチェーンに与える影響により、日常の食生活、社会、人びとの健康、環境がどのように変化していくかについて研究。厚生学部特別研究員、健康環境研究所副所長、世界保健機関コンサルタント、その他公的機関などのアドバイザーを兼務。2006年より、英国政府の持続的開発委員会において土地利用・天然資源担当委員としても活動
大賀 圭治 (オオガ ケイジ)  
東京大学名誉教授。日本大学生物資源科学部教授。博士(農学)
中山 里美 (ナカヤマ サトミ)  
日本大学生物資源科学部研究員。博士(農学)
高田 直也 (タカダ ナオヤ)  
株式会社大和総研コンサルティング本部。博士(農学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)