カントの社会哲学 共通感覚論を中心に
出版社名 | 未来社 |
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出版年月 | 1988年12月 |
ISBNコード |
978-4-624-01089-8
(4-624-01089-2) |
税込価格 | 1,980円 |
頁数・縦 | 235,5P 20cm |
商品内容
要旨 |
本書は、『判断力批判』をめぐる最近の史料に吟味を加え、また認識論をめぐるスコットランダーとカントについての最新の文献史的研究事情をも参酎しながら、『第一批判』および『第二批判』に検討を加えたうえで、『第三批判』の中に社会哲学あるいは政治哲学の基本的フレームワークを探り当てようとするものである。なお、本書は昨年、京都大学で行なわれた社会思想史学会シンポジウムにおける報告原稿(第1章より第6章まで)を中心にして、それに若干補説したものである。 |
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目次 |
第1章 カント研究の現状 |
出版社・メーカーコメント
科学とテクノロジーによる合理性の制度化のなかの現代の〈非人間化〉を、ハーバーマスの問題提起に触発され、カントの社会哲学によって反省する野心作。