• 本

手工業の名誉と遍歴職人 近代ドイツの職人世界

出版社名 未来社
出版年月 1994年4月
ISBNコード 978-4-624-11149-6
4-624-11149-4
税込価格 3,850円
頁数・縦 279,41P 20cm

商品内容

目次

1 「古き手工業」(研究の課題
「古き手工業」の概念
手工業の二類型
一七三一年の帝国手工業法令)
2 手工業の名誉(メーザーの賤民論
『ザクセンシュピーゲル』の「権利なき者」
フェーデと「名誉」
刑罰と名誉
ダンケルトの賤民論
共同体と賤民
手工業の名誉とマルジノー)
3 「生業」としての手工業(「生業」と「全き家」
「ヨーロッパ的結婚パターン」
一八世紀ミュンスターの都市手工業世帯)
4 徒弟から職人へ(徒弟に対する家父長的支配
徒弟修了式
通過儀礼の諸形態
ドイツの職人組合加入儀礼)
5 遍歴と職人組合(遍歴
職人斡旋権
職人組合)
6 職人蜂起(親方・職人関係をめぐる議論
オスナブリュックの職人蜂起
職人蜂起の高揚と弾圧)
7 一九世紀初期の職人(オスナブリュック
「営業の自由」と手工業職人―一八二七年の「ベルリン手工業調査」)

出版社・メーカーコメント

ドイツの「古き手工業」における経済的利害関係のみでなく職人の社会的名誉にも注目する。経済史に“社会史”的視点を導入した手工業職人の社会経済史。