
旧東欧世界 祖国を失った一市民の告白
出版社名 | 未来社 |
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出版年月 | 2000年8月 |
ISBNコード |
978-4-624-11179-3
(4-624-11179-6) |
税込価格 | 2,750円 |
頁数・縦 | 260P 20cm |
商品内容
要旨 |
冷戦後、東欧世界は過去の遺産となってしまった。「旧ユーゴ」、「旧ソ連」、「旧共産主義圏」などと呼ばれ、民族紛争や旧体制と新体制のはざまで深刻なアイデンティティ危機に陥っている「旧東欧世界」の歴史と現在を、スラヴ圏を代表する知識人が哀傷をこめて証言する。 |
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目次 |
第1部 「旧」世界(「旧」という呼び名 |
出版社・メーカーコメント
──「冷戦後、 東欧世界の一部はいわば過去の遺産となってしまった」──<br /> 両大戦下にユーゴスラヴィアのモスタルで生まれ、 現在コレージュ・ド・フランス、 ローマ大学で教鞭をとる、 スラヴ圏を代表する亡命知識人が、 「旧ユーゴ」、 「旧ソ連」、 「旧共産主義圏」 と呼ばれ、冷戦の終わった90年代以後、旧体制と新体制のはざまで深刻なアイデンティティ危機に陥っている 「旧東欧世界」 の行方を、 民衆の来歴や歴史的証言を織りまぜつつ批判的に模索する、 痛切な省察の書。