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キトラ古墳とその時代 朝鮮からみた古代日本 続

出版社名 未来社
出版年月 2001年4月
ISBNコード 978-4-624-11183-0
4-624-11183-4
税込価格 3,080円
頁数・縦 258P 21cm

商品内容

要旨

本書は、キトラ古墳を通して、飛鳥時代の七世紀半ばの斉明と七世紀後半前期の天智、そして後半後期の天武、持統の各天皇の時代の流れと高句麗、百済、新羅の朝鮮三国との不可分の関係について検討している。

目次

1 キトラ古墳の天文図と四神図
2 飛鳥京苑池と亀形流水遺構
3 平安京―桓武と秦氏
4 丹後半島と渡来文化
5 古代出雲と妻木晩田遺跡

出版社・メーカーコメント

近年の飛鳥での考古学的発見(キトラ古墳の天文図と四神図、飛鳥京苑池と亀形流水遺構等)は、七世紀の飛鳥が古朝鮮三国(高句麗・百済・新羅)と不可分の関係にあったことを示している。朝日交流史研究の第一人者たる在日朝鮮人考古学者が日本古代国家の形成・確立の時代における朝鮮半島からの渡来とその影響関係を再検討した力作。

著者紹介

全 浩天 (チョン ホチョン)  
1932年北海道函館市に生る。北海道大学文学部卒業。著書に『朝鮮史に生きる人びと』(1977年,そしえて)、『古代史にみる朝鮮観』(1981年,朝鮮青年社)、『古代朝日関係史ノート』(1985,そしえて)、『朝鮮からみた古代日本』(1989年,未来社)、『前方後円墳の源流』(1991年,未来社)『楽浪文化と古代日本』(1998年,雄山閣)。訳書に、朴時亨『広開土王陵碑』(1985,そしえて)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)