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記憶にであう 中国黄土高原紅棗がみのる村から

出版社名 未来社
出版年月 2009年5月
ISBNコード 978-4-624-11202-8
4-624-11202-4
税込価格 1,650円
頁数・縦 174P 21cm

商品内容

目次

磧口
凍てつく風景のなかで
樊家山
中日友好写真館
母親河
じいさん歳いくつ?
みかんのビン詰
新しい農村
八路軍兵士の戦い
賀家湾

出版社・メーカーコメント

かつて日本軍が行なった“三光作戦(燼滅掃討作戦)”により甚大な被害をもたらされた村々に、4年前から移住し、200人以上の老人の記憶を聞き取り、その笑顔を写真に収め続ける日本人がいる。<br />60数年ぶりに初めてやってきた日本人を「ほんとうに遠いところをよく来てくれた」と穏やかに迎えた盲目の老人。「私はこれまで日本人はとても残虐な人たちだと思っていたけれど、昨日あなたと話してから、日本人が好きになった」と貝殻の首飾りを差し出す少女。気がよくて、ときにおせっかいが花開く村人たちと自然条件の厳しい土地でともに暮らしながら、刻々と変わりゆく中国を体感する生活がここにある。

著者紹介

大野 のり子 (オオノ ノリコ)  
1947年愛知県生まれ。2005年より中国黄土高原にて老人たちの記憶を聞き取りながら生活している。信濃むつみ高等学校スタッフ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)