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東ドイツのひとびと 失われた国の地誌学

出版社名 未来社
出版年月 2010年3月
ISBNコード 978-4-624-11203-5
4-624-11203-2
税込価格 4,180円
頁数・縦 398P 20cm

商品内容

要旨

出来あいの思想や用語を使わず、先入観を捨て、センチメンタルにならず、東ドイツ社会の核心に迫る。モダンな経験として日常世界に光をあて、これまでの通念を覆す1989年の前史。

目次

「ロシア人がやってくる」
復興と反乱
出発と改革
危機と社会参加
若者と老人
権力と威信
労働者的社会
物と生活
形式と魂
ヌード、セクシュアリティ、パートナーシップ
謀略と裏切り
第三の世代
壁の向こう側の記憶を求めて―あとがきに代えて

出版社・メーカーコメント

出来合いの思想や用語をつかわず、先入観を捨て、センチメンタルにならず、東ドイツ社会史の核心に迫る。ベルリンの壁、ハンガリー蜂起、プラハの春、ゴルバチョフの登場は、ひとびとにどのような影響を与えたのか。家族、ジェンダー、住環境、そして労働状況等を追い、消費習慣や余暇の過ごし方など、日常を描ききる。踏み入れがたい鬱蒼とした東ドイツ社会に分け入る1989年までの前史。

著者紹介

岩崎 稔 (イワサキ ミノル)  
1956年生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科政治思想専攻博士後期課程修了。哲学/政治思想専攻。現在、東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授
山本 裕子 (ヤマモト ヒロコ)  
1976年生まれ。東京外国語大学大学院地域文化研究科博士後期課程単位取得退学。現在、日本獣医生命科学大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)