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写真でつづる宮本常一

出版社名 未来社
出版年月 2004年3月
ISBNコード 978-4-624-20078-7
4-624-20078-0
税込価格 5,280円
頁数・縦 277P 27cm

商品内容

要旨

旅を住処に全国をくまなく歩き、民衆の生活を記録しつづけた民俗学者・宮本常一の生涯と人間像をつたえる写真集。

目次

常一さァを育んだ島―周防大島(屋代島)の人々
希望と挫折の間で―郵便局員と教員時代
アチックの師友―渋沢敬三と学徒たち
出会う人みな先生―歩く見る聞く
農を育て島を思う―農業と離島の振興
たゆまぬ向学心―調査と講演
生活誌をつづる―執筆・放送・芸能
開け放たれた教授室―武蔵野美術大学
新たな旅の模索―日本観光文化研究所
旅人の留守を守る―島の家族・府中の家

出版社・メーカーコメント

明治40年(1907)山口県周防大島に生まれ、全国をくまなく歩きつづけ民衆の生活を記した民俗学者・宮本常一の生涯を写真で描く。ふるさとの島での幼少時代から、昭和56年(1981)73歳で逝くまでの、師友との出会い、調査・旅の姿、教室での表情などを通し、そのひととなり、学問形成のあゆみ、宮本民俗学の世界に接することができる。宮本家のアルバム、親交のあった人から提供された写真、日記、調査カード、絵などの資料写真400点余りを10章に構成。宮本ファン必携の一冊。

著者紹介

須藤 功 (ストウ イサオ)  
昭和13年(1938)、秋田県横手市生まれ。昭和41年(1966)から昭和55年(1980)まで、日本観光文化研究所において宮本常一の教えをうける。平成元年(1989)、日本地名研究所より第8回「風土研究賞」受賞。民俗学写真家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)