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独裁 近代主権論の起源からプロレタリア階級闘争まで

出版社名 未来社
出版年月 1991年8月
ISBNコード 978-4-624-30070-8
4-624-30070-X
税込価格 3,080円
頁数・縦 346,5P 20cm

商品内容

要旨

ナチのイデオローグでもあった公法学者カール・シュミットが古典古代以後2000年におよぶ歴史のなかから鋭く抉り出した〈独裁〉概念の根本規定。激動の現代世界にあらためて蘇った怖るべき洞察の書。

目次

1 委任独裁と国家論
2 18世紀までの君主委員の実務
3 18世紀国家論における主権独裁への移行
4 主権独裁の概念
5 フランス革命の期間における人民委員の実務
6 既成法治国家的秩序内における独裁(戒厳状態)

出版社・メーカーコメント

《緊急復刊》。資本主義、社会主義を問わず登場してくる「独裁」を今、どう考えるか。ローマ共和国からロシア革命に至るまでの歴史から独裁概念を厳密に規定する、ナチズム政権登場を準備した究極の独裁論。怖るべき洞察と先見の書。