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ドイツ社会政策・中間層政策史論 2

出版社名 未来社
出版年月 1999年1月
ISBNコード 978-4-624-32157-4
4-624-32157-X
税込価格 8,250円
頁数・縦 369,31P 22cm
シリーズ名 ドイツ社会政策・中間層政策史論

商品内容

要旨

本書では、1848/49年革命を経て、プロイセン憲法が制定され、プロイセン議会が創設されることにより、1で考察した官僚的絶対主義が、外見的立憲主義(「隠された絶対主義」)へ移行していく過程を明らかにすることを最大の課題としている。これに対して、革命後における社会政策(工場労働者保護)と中間層政策(手工業者保護)の展開の特徴については簡単に触れるに留めている。

目次

第2部 1848/49年革命と官僚的絶対主義から外見的立憲主義への移行および政策展開の特徴(プロイセン国民議会の成立過程
カンプハウゼン内閣とプロイセン国民議会および反革命陣営=革命期
アウエルスヴァルト内閣と憲法制定過程=反革命期
プフューエル内閣とそれ以後の軍隊をめぐる国王と議会との関係
1848/49年革命後における官僚政治と軍隊
1848/49年革命後における社会政策と中間層政策の特徴)

出版社・メーカーコメント

三月革命期の官僚的絶対主義から外見的立憲主義への展開過程を考察。本研究は、西ヨーロッパとの比較においてプロイセン=ドイツが「特有の道」を辿ったとの視角に基づく労作。