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友人のあいだで暮らす 北カリフォルニアのパーソナル・ネットワーク

出版社名 未来社
出版年月 2002年12月
ISBNコード 978-4-624-40052-1
4-624-40052-6
税込価格 7,480円
頁数・縦 518,35P 22cm

商品内容

要旨

アメリカの大都市の研究をつうじて、日本の都市生活の現在と未来を透視する。前著『都市的体験』につづく、アメリカ都市論研究の第一人者フィッシャー教授による都市社会論フィールドワークの決定版。サンフランシスコ、オークランドを中心にした北アメリカ地域における新しい都市や村落のありようを、多角的で豊富な調査資料をベースに多面的に描き出した本書は、今日の日本の都市文化の姿を予見している。

目次

第1部 環境(コミュニティ、住民、そしてなぜ彼らはそこにいたのか
パーソナル・ネットワーク―概観)
第2部 第一の争点(アーバニズムと心理的緊張
アーバニズムと社会的関与 ほか)
第3部 個人的関係の社会的文脈(親族
非親族 ほか)
第4部 パーソナル・ネットワークの諸次元(ソーシャル・サポートとしてのパーソナル・ネットワーク
関係とネットワークの構造 ほか)
第5部 下位文化(アーバニズムと下位文化の発達
下位文化への関与―エスニシティと宗教 ほか)

出版社・メーカーコメント

都市生活は、人びとの思考様式、個人的関係、社会的行動様式をどのように変化させていくのか。それは、近代社会が社会的パターンをどのように変化させてきたかという問題であると同時に、友人関係、ライフスタイル、コミュニティへの関与という身近な事柄とも関わりあう事柄でもある。本書では、人びとの個人的関係の形式と内容を詳細に追い、社会的ネットワーク研究のいくつかの一般的な論題についても扱いながら、都市にまつわる争点を検証していく。

著者紹介

フィッシャー,クロード・S. (フィッシャー,クロードS.)   Fischer,Claude S.
アメリカ都市論研究の第一人者
松本 康 (マツモト ヤスシ)  
1955年大阪市生まれ。1984年東京大学大学院社会学研究科博士課程修了。東京大学文学部助手、名古屋大学文学部専任講師、同助教授を経て、現在、東京都立大学大学院都市科学研究科教授。都市社会学専攻
前田 尚子 (マエダ ナオコ)  
1958年名古屋市生まれ。1981年名古屋大学経済学部卒業。1994年お茶の水女子大学大学院人間文化研究科(博士課程)修了。現在、岐阜聖徳学園大学短期大学助教授。家族社会学、社会老年学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)