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女性史を拓く 国立市公民館女性問題講座「歴史」 2

翼賛と抵抗 今、女の社会参加の方向を問う

出版社名 未来社
出版年月 1989年6月
ISBNコード 978-4-624-50082-5
4-624-50082-2
税込価格 2,420円
頁数・縦 248P 21cm
シリーズ名 女性史を拓く

商品内容

要旨

戦時下の国家主義的社会にあって、『翼賛』に傾いていった人とファシズムに対する『抵抗』の志を貫こうとした人との岐れ目はどこにあったのか。かつての婦人運動家だけでなく市井の女たちまでもが戦争協力へ搦めとられていった歴史的事実を直視すると同時に、弾圧に抗して生きた人たちの姿に目を向け、今こそ大事にしたい女の社会参加のあり方を学ぶ。

目次

講師の言葉/歴史の「偽造」を許さず
女性史を学ぶ視点
平塚らいてうの「母性主義」と「翼賛」をめぐって
市川房枝の「女権主義」と「翼賛」をめぐって
らいてう、房枝、そして女性運動家たちと「翼賛」
抵抗に生きた人たちと社会運動のなかの女性問題
ビデオ・労働運動のなかの先駆的女性たち(1)から
ビデオ・労働運動のなかの先駆的女性たち(2)から
「日の丸」とかっぽう着、「国防婦人会」と今
翼賛と抵抗の構図
抵抗の精神の形成
「記録」ができるまで〈2〉

出版社・メーカーコメント

婦人運動家だけでなく市井の女たちまで戦争協力へ搦めとられていった歴史的事実を直視し、今こそ大事にしたい女の社会参加のあり方を学ぶ。