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二人介護のはざまを生きる サンセットの街神戸から

出版社名 未来社
出版年月 2003年4月
ISBNコード 978-4-624-50132-7
4-624-50132-2
税込価格 1,760円
頁数・縦 206P 19cm

商品内容

要旨

はからずも引き受けることになった高齢の二人の母の介護。途方に暮れたり落ち込んだり爆発したり猛省したりの日々。どこにでも起こりうる介護の日常を軸に暮らしの周辺をやわらかな感性ととびきりのユーモアで活写。

目次

第1章 二人の母を介護して(母・神戸に
二人の母を介護して
母から娘へ、娘から母へ)
第2章 神戸再発見(神戸再発見
ふれあいの中から)
第3章 夫からのプレゼント・妻からの贈りもの(夫からのプレゼント・妻からの贈りもの
家族の中で)

出版社・メーカーコメント

百歳に手の届きそうな実母は耳が遠いが、自立心旺盛。八十歳代後半の義母はアルツハイマー的痴呆と診断されているが、感情は正常なのが接してみてよくわかる。その二人の母を自宅で一緒に介護することになった。日々生じる予想外の出来事に途方に暮れることもしばしば。やわらかな感性ととびっきりのユーモアが、深刻な事態を救い、優しさとほのぼのとした余韻を残す好エッセイ。併せて、家族のこと、住み慣れたわが町神戸やヨーロッパへの旅の話なども収める。

著者紹介

張 さつき (チョウ サツキ)  
1940年5月、故木村素衛氏(京都大学教授・哲学者)の三女として京都に生まれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)