向井豊昭の闘争 異種混交性の世界文学
出版社名 | 未來社 |
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出版年月 | 2014年7月 |
ISBNコード |
978-4-624-60115-7
(4-624-60115-7) |
税込価格 | 2,860円 |
頁数・縦 | 236P 19cm |
商品内容
要旨 |
現代の批評は何を取りこぼしてきたのか。時代の閉塞に亀裂をもたらす「怒り」の力を取り戻すため、若き文芸評論家・岡和田晃が、文学史の闇に埋もれた作家・向井豊昭(1933〜2008)の生涯と作品を、いま再び世に問う。“アイヌ”に対する征服者としての痛みを背負いながら「爆弾の時代」を通りぬけ、グローバリズムと商業主義の暴力に裸一貫で立ち向かった作家のたどり着いた場所とは。 |
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目次 |
第1章 一九六九年まで(“アイヌ”というアイデンティティ・ポリティクス |