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緑色のカーテン ドストエフスキイの『白痴』とラファエッロ

出版社名 未来社
出版年月 2001年8月
ISBNコード 978-4-624-61035-7
4-624-61035-0
税込価格 2,750円
頁数・縦 239,3P 20cm

商品内容

要旨

長編小説『白痴』は、どのように構想され熟していったのか。深い洞察力、息を呑む展開、物語のクライマックスへ誘う「一枚の絵」。「緑」をキーワードにスリリングに解き明かす『白痴』の中の謎。

目次

緑の迷路
ドストエフスキイとラファエッロ
ドストエフスキイとルネッサンス美術
『白痴』のあらすじ
エマオへの旅
ソフィヤに捧げる
椅子事件
『アンナの日記』
緑の環境
緑色のシンボル〔ほか〕

出版社
商品紹介

『白痴』構想の成熟過程を「緑」を鍵に分析し、ラファエッロの作品からのイメージを発展させたと解明。

出版社・メーカーコメント

『白痴』は謎に満ちた長編小説として知られている。作家がこの作品に特別の愛着をもっていたというのはなぜか。また、なぜ作品中「緑」が目立つのか。 『白痴』 構想の成熟過程を「緑」を鍵に分析し、ラファエッロの《システィーナの聖母》から得たイメージを長大なストーリィに発展させていった作品であることを斬新な視点と方法で解明。

著者紹介

冨岡 道子 (トミオカ ミチコ)  
東京都生まれ。アテネ・フランセ卒業。同ブルヴェ終了。放送大学卒業(人間の探求専攻)。元、駐日フランス大使秘書。現在、東京都立中央図書館音訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)