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残像のなかの建築−モダニズムの〈終わり〉

出版社名 未来社
出版年月 2007年6月
ISBNコード 978-4-624-71068-2
4-624-71068-1
税込価格 4,180円

商品内容

目次

1 壁と扉(美術史の曖昧な対象―衰退期について
着衣の作法―アドルフ・ロースのダンディズム
ウィトゲンシュタインの扉)
2 大地(建築という祝祭―“幻想建築家”ブルーノ・タウト
血のデュナーミク―仮想のアインシュタイン塔)
3 建築家の欲望(生成変化する迷宮―クルト・シュヴィッタースのメルツ建築
虚のファルス―建築家ミース・ファン・デル・ローエの誕生
終わりの時代の建築家―ダニエル・リベスキンドの署名)

出版社・メーカーコメント

いまだ生まれざるモダニズム建築のために──。世紀転換期ウィーンのアドルフ・ロースから、ドイツ統一後を生きるダニエル・リベスキンドまで、〈われわれ〉の欲望の対象であり、二〇世紀という時代精神そのものとして直立した過激な建築群を鋭利に読みとく。表象文化論の前線を担う著者の、第一批評集の復刊。

著者紹介

田中 純 (タナカ ジュン)  
1960年2月27日、宮城県生まれ。東京大学教養学部、同大学院修士課程修了。博士(学術)。東京大学大学院総合文化研究科准教授。著書に『アビ・ヴァールブルク 記憶の迷宮』(2001年、青土社、サントリー学芸賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)