
有賀喜左衛門著作集 9
第2版
家と親分子分
第二版 有賀喜左衛門著作集 9
出版社名 | 未来社 |
---|---|
出版年月 | 2001年2月 |
ISBNコード |
978-4-624-90229-2
(4-624-90229-7) |
税込価格 | 7,480円 |
頁数・縦 | 344,15P 22cm |
シリーズ名 | 有賀喜左衛門著作集 |
商品内容
要旨 |
日本の家を西欧の家族の概念で割り切ることができるかどうかに著者は早くから疑問を抱いていた。家は日本文化の所産であることは明らかであり、著者の諸説の賛成者もいないことはないので、今後ともこの論争はなお続くであろう。親分子分については、日本社会の性格を捉えるために、著者はこれを重要な社会関係の一つと考えてきた。古いと思われているこの関係も、新しい姿で現代にまで存続することを簡単に見過ごすことはできないだろう。 |
---|---|
目次 |
第1部 家と家族の理論(家族と家 |
出版社・メーカーコメント
第一部「家と家族の理論」、第二部「家・家族理論の形成」、第三部「家族の国際比較」、第四部「明治の家庭生活」、第五部「親分子分」で構成される。戦後に発表した家族理論や比較社会学的論文を通じ著者の家族理論の展開を示すと共に、日本社会の基本的社会関係として著者終生の研究テーマの一つであった親分子分関係の特質を明らかにする。