• 本

跳躍と浸潤 埴谷雄高対話集

出版社名 未来社
出版年月 1996年5月
ISBNコード 978-4-624-91832-3
4-624-91832-0
税込価格 2,750円
頁数・縦 269P 20cm

商品内容

要旨

『超時と没我』につづく、ここ十年あまりの対話集第二弾。存在の革命を賭して、亙礫のなかから身を起こし、文学の可能性を次代に託して倒れた戦後文学の同志たち―大岡昇平、椎名麟三、井上光晴、高橋和巳ら―の人と文学を語り、激動の時代における作家の使命を語りあう。

目次

全身小説家・井上光晴(瀬戸内寂聴)
井上光晴の虚実をめぐる深夜の雑談(松田政男)
大岡昇平・人と文学(安岡章太郎
大江健三郎)
大岡文学を語る―『大岡昇平全集』刊行に際して(大江健三郎
菅野昭正)
格闘する文学(秋山駿)
「夏の砦」まで(辻邦生)
椎名麟三と戦後文学―その回想と文学的意義(野間宏
中村真一郎)
和漢洋に通じた文学(中村真一郎)