反原子力の自然哲学
ポイエーシス叢書 67
出版社名 | 未來社 |
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出版年月 | 2016年6月 |
ISBNコード |
978-4-624-93267-1
(4-624-93267-6) |
税込価格 | 4,180円 |
頁数・縦 | 457,10P 20cm |
商品内容
要旨 |
近代科学思想が誕生した17世紀ヨーロッパ科学史を専門とする著者が、恩師トーマス・S・クーンの「歴史的科学哲学」を発展深化させ、新規に「文化相関的科学哲学」の学問的プログラムを構想。2011年春のフクシマ原子力発電所事故の悲劇を受け、荘子と司馬遷を先蹤として、近代西洋の機械論的自然観に代わる自然哲学構築に挑戦しようとする。原子論自然哲学をとらえ直す一方で、原子核科学についての厳密な科学的検討を経て、危険きわまりない原子力神話の虚妄を撃つ! |
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目次 |
序論 「ヨーロッパ諸学の危機」認識からの出発 |