
幻視のなかの政治
転換期を読む 7
出版社名 | 未来社 |
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出版年月 | 2001年12月 |
ISBNコード |
978-4-624-93427-9
(4-624-93427-X) |
税込価格 | 2,640円 |
頁数・縦 | 208P 19cm |
商品内容
要旨 |
「やつは敵である。敵を殺せ。」―戦争と革命という、20世紀の政治の深奥に横たわる死を見すえ、1960年代の「政治の季節」に大きな影響を与えた原著を、新たに版を組みなおして復刊する。死と暴力の死滅に来るべき政治の可能性を読む解説を付し、現代に蘇る政治評論の名著。 |
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目次 |
政治のなかの死 |
出版社・メーカーコメント
政治の裸にされた原理は、「やつは敵である。敵を殺せ。」に尽きる──戦争と集団殺戮という20世紀の政治の深奥に横たわる死を見すえ、1960年代の「政治の季節」に大きな影響を与えた原著を、新たに版を組みなおして復刊する。戦後文学を代表する『死霊』の著者であり、先ごろ大部の全集も完結した“来たるべき作家”埴谷雄高が、階級闘争と革命の彼方を幻視した全10章に、共感と批判を交えた懇切な解説を付し、現代に蘇る政治評論の名著