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ことばへの凝視 粟津則雄対談集

転換期を読む 18

出版社名 未來社
出版年月 2013年7月
ISBNコード 978-4-624-93438-5
4-624-93438-5
税込価格 2,640円
頁数・縦 246P 19cm

商品内容

要旨

詩・文学・美術・音楽を対象に幅広い批評を展開してきた著者の初めての対談集。著名な現代詩人、フランス文学者、文芸批評家たち7人との、いまや古典的とも言える代表的な対談8本を収録する。著者の専門でもあるフランス文学や美術などへの批評精神を躍動させた、文学者・粟津則雄のことばとのかかわりを全体的に示すとともに、日本現代詩の流れを批評的に総括した歴史的な対談を収める。

目次

美術と文学(対談者・高橋英夫)
小林秀雄に学ぶ(対談者・秋山駿)
現実と詩の創造(対談者・吉本隆明)
戦後詩とは何か(対談者・大岡信)
言語と想像力の危機(対談者・渋沢孝輔)
詩の空間を開く(対談者・大岡信)
詩のはじまる場所(対談者・中村稔)
感性の源流に遡って(対談者・清水徹)
解説「あれはおめえ、無知蒙昧なんだよ」と小林は言った(三浦雅士)

著者紹介

粟津 則雄 (アワズ ノリオ)  
1927年、愛知県に生まれる。1952年、東京大学仏文科卒。学習院大学、明治大学、東京大学、法政大学などで教える。現在、法政大学名誉教授。いわき市立草野心平記念文学館館長。フランス文学に関する翻訳、評論のほか、内外の文学、絵画、音楽について数多くの評論を書く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)