• 本

X線・中性子の散乱理論入門 POD版

出版社名 森北出版
出版年月 2022年4月
ISBNコード 978-4-627-15479-7
4-627-15479-8
税込価格 3,960円
頁数・縦 211P 22cm
シリーズ名 X線・中性子の散乱理論入門

商品内容

要旨

本書は、散乱実験の理論的側面について解説したテキストである。X線や中性子による散乱実験は、近年の実験施設の充実に伴って物質研究に欠かせないツールとなり、ますます幅広い研究分野で使われるようになった。しかし、数学・物理学を専門としない利用者にとっては、散乱現象を理解するための理論やその解析手法は、ブラックボックスとみなされてしまうことも多い。本書では、多様なバックグラウンドをもつ学生・研究者を想定し、散乱理論を基礎の基礎から紐解く。

目次

1 基礎的な知識(原子・分子レベルの物質研究
波、複素数、フーリエ変換)
2 弾性散乱(X線と中性子散乱の基礎
表面、界面と反射率
小角散乱と巨視像 ほか)
3 非弾性散乱(エネルギー交換とダイナミクス
非弾性散乱の例)

著者紹介

竹中 章郎 (タケナカ アキオ)  
1971年関西学院大学大学院博士課程修了(理学博士、仁田勇・渡辺得之助研究室)。2013年フランスIGBMC‐CNRS客員研究員(〜現在)。日本結晶学会元会長・名誉会員
藤井 保彦 (フジイ ヤスヒコ)  
1970年大阪大学大学院理学研究科物理学専攻博士課程中退。東京大学物性研究所助手。2010年総合科学研究機構東海事業センター長(〜現在)。日本中性子科学会元会長。アジア・オセアニア地区中性子散乱協会AONSA会長
Sivia,D.S. (SIVIA,D.S.)   Sivia,D.S.
オックスフォード大学セント・ジョンズ・カレッジ教員。自然科学者のための数学教育に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)