• 本

ブラックホールと時空の方程式 15歳からの一般相対論

出版社名 森北出版
出版年月 2018年12月
ISBNコード 978-4-627-15621-0
4-627-15621-9
税込価格 2,970円
頁数・縦 275P 22cm

商品内容

要旨

物理学者は、いかにして現象を記録し、世界を見るのか?「ブラックホールを数式で表す」とは、いったいどういうことなのか?高校数学から出発し、「一般相対論」へと一気に駆け上がる、本気の物理学を知るための独習書。

目次

第1章 ブラックホールを「表す」:数式から現れる世界
第2章 距離を測る:線素と微分積分
第3章 測り方を変えてみる:デカルト座標から極座標へ
第4章 次元を上げる:偏微分と3次元極座標
第5章 「時間と空間」から「時空」へ:特殊相対論
第6章 空間の曲がりを表現する:ベクトルと曲率
第7章 重力は時空の曲がりである:一般相対論
第8章 ブラックホール解を導く:アインシュタイン方程式とシュヴァルツシルト解
付録A 特殊相対論に関する補足
付録B 一般相対論に関する補足
付録C よく使う微分積分の公式

著者紹介

小林 晋平 (コバヤシ シンペイ)  
1974年長野県生まれ。東京学芸大学教育学部准教授。相対論、宇宙論、量子重力を専門とする理論物理学者。2004年、京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。博士(人間・環境学)。東京大学大学院理学系研究科附属ビッグバン宇宙国際研究センター研究員、日本学術会議海外特別研究員(カナダ・ウォータールー大学およびペリメーター理論物理学研究所にて研究)、群馬工業高等専門学校准教授を経て、2015年より現職。群馬高専では6年連続して学生からベストティーチャーに選出される。相対論・宇宙論・量子論をわかりやすく解説する一般向け講座を多数開催している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)