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中世武家官位の研究

増補新版

出版社名 吉川弘文館
出版年月 2025年2月
ISBNコード 978-4-642-04801-9
4-642-04801-4
税込価格 12,100円
頁数・縦 420,20P 22cm
シリーズ名 中世武家官位の研究

商品内容

要旨

官位(官職と位階)が武家に果たした役割とは何か。左馬頭、衛門督・兵衛督、四職大夫、受領などの官途や、位階が持った意義と性格を、室町幕府・織豊政権による任官・叙位、官途による序列を含めて検討。武家と官位の関わりを探り、政治や社会を規定していた「礼の秩序」を解明する。武士たちの官途の選択とその情報源について考察した論考を増補。

目次

序章 中世の武家と官位をめぐる研究史
第一部 武家官位の個別的展開(左馬頭
衛門・兵衛督
四職大夫
在国受領
位階)
第二部 統一政権と武家官位(室町幕府の官位叙任
室町幕府の官途秩序
室町殿袖判口宣案
織豊期の武家官位)
補章 中世後期の武士の官途認識と選択
終章 総括と課題

著者紹介

木下 聡 (キノシタ サトシ)  
1976年岐阜県に生まれる。現在、東洋大学文学部教授、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)