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アクセサリーの考古学 倭と古代朝鮮の交渉史

歴史文化ライブラリー 522

出版社名 吉川弘文館
出版年月 2021年5月
ISBNコード 978-4-642-05922-0
4-642-05922-9
税込価格 1,980円
頁数・縦 273P 19cm

商品内容

要旨

古墳時代、日本列島では冠・耳飾りなど貴金属のアクセサリーが流行した。朝鮮半島から贈られた品々には、いかなる意図が込められていたのか。発掘されたアクセサリーを紹介しつつ、身に着けた人びとの群像を活写する。

目次

アクセサリーから読み解く―プロローグ
第1章 新羅・百済・大加耶のアクセサリー入門
第2章 社会をつなぐ―四世紀後半〜五世紀前半
第3章 交流と葛藤を演出する―五世紀後半
第4章 緊迫した情勢の中で―六世紀
アクセサリーがつむぐもの―エピローグ

出版社・メーカーコメント

古墳時代のさなか、日本列島では冠・耳飾り・飾り帯など貴金属のアクセサリーが流行した。新羅(しらぎ)・百済(くだら)・加耶(かや)など朝鮮半島の様々な社会から古代日本の倭へ贈られた品々には、いかなる意図が込められていたのか。発掘されたアクセサリーを紹介しながら、海を越える個人や集団の細やかなつながりや、それらを身に着けた人びとの群像を生き生きと描く。

著者紹介

高田 貫太 (タカタ カンタ)  
1975年、福島県に生まれる。1999年、岡山大学大学院文学研究科史学専攻修士課程修了。2005年、大韓民国慶北大学校考古人類学科博士課程修了。現在、国立歴史民俗博物館教授・総合研究大学院大学教授、文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)