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九州戦国城郭史 大名・国衆たちの築城記

歴史文化ライブラリー 539

出版社名 吉川弘文館
出版年月 2022年1月
ISBNコード 978-4-642-05939-8
4-642-05939-3
税込価格 2,090円
頁数・縦 280P 19cm

商品内容

要旨

毛利・秋月・大友・島津らの覇権をめぐる合戦や領国争い、秀吉による九州平定を、城館に焦点をしぼって描く。平地の館や「陣城」にも着目。築城をめぐる彼らの目論見を読み解き、新たな九州戦国史像を明らかにする。

目次

九州戦国史と城郭―プロローグ
永禄九州争乱―毛利氏VS大友氏
九州大名たちの城郭
国衆たちの戦国城郭
天正の九州頂上決戦―島津VS大友
豊臣秀吉九州平定戦の城郭―豊臣VS島津・秋月
九州戦国時代の終焉と城郭―エピローグ

出版社・メーカーコメント

戦国時代の九州では、どのような合戦が繰り広げられたのか。大友・島津ら大名間の覇権をめぐる合戦や秋月氏ら国衆の領国争い、秀吉の九州平定にいたる歴史を、政治・軍事拠点であった城館に焦点をしぼって描き出す。大名・国衆の城に限らず、平地の館、「陣(じん)城(しろ)」にも着目。築城をめぐる彼らの目論見を読み解き、新たな九州戦国史像を明らかにする。

著者紹介

岡寺 良 (オカデラ リョウ)  
1975年、大阪府に生まれる。1997年、大阪大学文学部史学科卒業。1999年、大阪大学大学院文学研究科博士前期課程修了。2013年、九州大学大学院人間環境学府博士後期課程修了、博士(人間環境学)。九州歴史資料館学芸員を経て、現在、九州国立博物館主任研究員。主要著書『戦国期北部九州の城郭構造』(吉川弘文館、2020年、第一五回九州考古学会賞受賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)