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神になった武士 平将門から西郷隆盛まで

歴史文化ライブラリー 546

出版社名 吉川弘文館
出版年月 2022年4月
ISBNコード 978-4-642-05946-6
4-642-05946-6
税込価格 1,980円
頁数・縦 257P 19cm

商品内容

要旨

死後、あるいは生きているうちから“神”となった武士がいる。彼らはなぜ祀られるようになったのか。祭祀・神格化の過程を読み解き、地域守護、治病利益、国家の忠臣など、さまざまな役割を担った“神”の全体像に迫る。

目次

「今以て生きてござる」―プロローグ
神になる武士
神格化という記憶のスタイル―記憶としての祭祀
アイデンティティの支え
武士を神に祀る民
武士身分の消滅と近代化のなかで―開放と収斂
生き続けてきた武士の記憶と祭祀―エピローグ

出版社・メーカーコメント

死後、あるいは生きているうちから〈神〉となった武士がいる。彼らはなぜ祀られるようになったのか。膨大な祭神データを典拠に、宗教・信仰や地誌・文芸書など多様な切り口で、祭祀・神格化の過程を読み解く。古代から明治維新期まで地域守護、先祖祭祀、治病利益、国家の忠臣など、さまざまな役割を担い、今なお生き続ける〈神〉の全体像に迫る。

著者紹介

高野 信治 (タカノ ノブハル)  
1957年、佐賀県に生まれる。1985年、九州大学大学院文学研究科博士後期課程(史学専攻)単位取得退学。九州大学大学院比較社会文化研究院教授を経て、同大学名誉教授、特任研究者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)