• 本

東京の古墳を探る

歴史文化ライブラリー 551

出版社名 吉川弘文館
出版年月 2022年7月
ISBNコード 978-4-642-05951-0
4-642-05951-2
税込価格 1,980円
頁数・縦 257P 19cm

商品内容

要旨

都心から多摩地域を含む古代武蔵野には、多様な古墳墓が存在した。都心や多摩川流域に築かれた墳墓の変遷を探る。石室墳や横穴墓の構造・副葬品・埋葬の実態から、造墓集団の性格や地域社会の変容・文化の交流に迫る。

目次

前方後円墳だけでは語れない東京の古代―プロローグ
都心部の古墳を探る
多摩地方の古墳を探る
東京の横穴墓を探る
墳墓からみた地域社会の変容
墳墓が語る人と文化の交流―エピローグ

出版社・メーカーコメント

都心から多摩地域を含む古代武蔵野は豊かな土地ではなかったが、そこには多様な古墳墓が存在した。都心部や多摩川流域に築かれた墳墓の変遷を、発掘調査に関わった研究者たちのドラマを交えて探る。終末期に前方後円墳に代わり広まる群小墳や横穴墓群に着目し、その構造・副葬品・埋葬の実態から、造墓集団の性格や地域社会の変容と文化の交流に迫る。

著者紹介

松崎 元樹 (マツザキ モトキ)  
1958年、東京都に生まれる。1983年、國學院大學大学院文学研究科博士課程前期修了。現在、公益財団法人東京都スポーツ文化事業団東京都埋蔵文化財センター調査課課長、桜美林大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)