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江戸時代の医学 名医たちの三〇〇年

出版社名 吉川弘文館
出版年月 2012年6月
ISBNコード 978-4-642-08077-4
4-642-08077-5
税込価格 3,520円
頁数・縦 291P 20cm

商品内容

要旨

日本医学の制度や思想の源流は江戸時代にあった。曲直瀬道三・杉田玄白・華岡青洲・シーボルト・緒方洪庵ら名医から、無名の在村蘭方医まで。新視点を交えつつ江戸時代医学史を通観。日本医学の特質と課題を解明する。

目次

1 江戸初期―曲直瀬流医学の成立(領主的医療の展開
江戸初期の庶民と医療
西洋医学との出会い)
2 江戸前期―古方派の成立(文治政治の展開と医学
古方派の成立
養生への関心
紅毛流医学の展開)
3 江戸中期―実証的精神の成長(享保の改革と医学
本草学と医学―自然をみる目の発達
古方派の新展開
庶民とともに生きる医師
『解体新書』の時代
蘭学の興隆
解剖の広がり
医学教育の新展開)
4 江戸後期―西洋医学の普及(シーボルトと鳴滝学派
日本外科学の発達
牛痘法の伝来
地域の医学教育)
5 幕末・維新―近代医学の始まり(幕末の西洋医学教育
維新から明治の医学)

出版社
商品紹介

漢方対西洋医学・医学のパイオニアたち・医学教育・地域医療…。新視点を交え医学史を通観。現代医学の源流は「江戸時代」にあった。

著者紹介

青木 歳幸 (アオキ トシユキ)  
1948年長野県に生まれる。1971年信州大学人文学部卒業。現在、佐賀大学地域学歴史文化研究センター教授、同センター長、日本医史学会評議員、洋学史学会理事、博士(歴史学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)