この世でいちばん大事な「カネ」の話
よりみちパン!セ 40
出版社名 | 理論社 |
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出版年月 | 2008年12月 |
ISBNコード |
978-4-652-07840-2
(4-652-07840-4) |
税込価格 | 1,430円 |
頁数・縦 | 234P 20cm |
書店レビュー
総合おすすめ度:
全3件
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この世でいちばん大事な「カネ」の話
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- ほんのいえ宮脇書店越谷店 (埼玉県越谷市)
とにかく読ませくれるサイバラ作品。マンガが面白いことは言うまでもないが、ここまで文章で読ませてくれるとは、多才とはこういう人にことをいうのだろう。子どものころからの話は無頼派のルーツをたどるようで実に面白い。いや、貧乏の頃の話だから、面白がっては失礼かもしれないが・・・。けれど、そこから芯の強い人間はビックになっていった。「カネ」の話が中心にあるけれど、これは、生きるための知恵と勇気を授けられる思いがする一冊だ。イッキ読みできる充実の一冊だ。
(2010年9月9日)
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この「カネ」はすごい!
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- 大地堂・ラ・ラ・ルー店 (茨城県潮来市)
何気なくこの本を読み始めて、ビックリした。「カネ」の話は良いことも悪いことも含めて、自分の人生の全てなのだ。「貧乏」から始まるつらい出来事を、ここまで語ってくれるのか。幸せとはなに、一所懸命働くとはどう云うことなの?正直な波乱万丈な生きざまは、一読の価値あり。(茂木 正)
(2009年8月16日)
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「カネのはなし」って下品なの?
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- (有)フジヤ書店 (北海道網走市)
「学校でも家でも学べない、リアルな知恵が満載」中学生から読める『よりみちパン!セ』に、西原センセイ満を持しての登場です。「カネ」について、ストレートに語りかけてくる西原氏。お金がないと、人がどれほどボロボロなのか。暴力と貧困について。プライドは一銭にもならん。マイナスを味方につけろ。負けて当たり前のギャンブル。何が人を、人でなくしてしまうのか。自分が悩み考え続けていることを、学生達にもわかりやすく書く西原氏。自らの体験があるからこそ、語れる内容です。「カネの重み」「カネのありがたみ」については、今の大人達にもしっかり読んで欲しい内容。手で触れる「カネ」と、手で触れない単なる数字の羅列のような「カネ」の違い。いま一度考えてみませんか。
(2009年1月14日)
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商品内容
要旨 |
どん底だった、あのころのこと。「貧乏」は、札束ほどにリアルだった。「働く」はもっと、「しあわせ」につながっていい。だから、歩いていこう。自分の根っこを忘れないために。大切な人が、心から笑ってくれるように。切れば血が出る、読めば肉となるサイバラの物語へ、ようこそ。 |
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目次 |
第1章 どん底で息をし、どん底で眠っていた。「カネ」がないって、つまりはそういうことだった。(「カネ」はいつも、魚の匂いがした |
出版社・メーカーコメント
なぜわれわれは、子どもに「金」の教育ができないのだろう!? カネがなければ一家離散、カネがなければ一家心中。カネがなければ人生、貧しい。これは真実だ、ああそれなのに。経済学者やカネの地獄を見ないものにはけっして語れない、そんな、カネと労働のリアルをみつめ、人生の根本を哲学する書。