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なぜ生態系を守るのか?

やりなおしサイエンス講座 7

出版社名 NTT出版
出版年月 2008年12月
ISBNコード 978-4-7571-6027-9
4-7571-6027-5
税込価格 2,090円
頁数・縦 224P 20cm

商品内容

要旨

その場しのぎではなく、絶滅危惧種だけを守ればよいのでもない。科学的議論に基づいた生態系への処方箋を、環境保護の現場をふまえてやさしく解説。冷静かつ手遅れにならない対策とは。

目次

第1章 海は死につつあるか?―国連海洋法条約と漁業(海洋生態系と漁業
持続可能な漁業の理論 ほか)
第2章 生物を絶滅させないために―絶滅危惧種とその保全(現代は大量絶滅の時代か?
絶滅に至る三つの道 ほか)
第3章 「放置できない自然」を守る―野生鳥獣管理と外来種生物管理(ヤクシカと自然植生
ヒグマの管理 ほか)
第4章 化学物質の生態リスクとは?―化学物質の順応的管理(予防原則と化学物質
亜鉛の生態リスク ほか)
第5章 なぜ生態系を守るのか?―環境問題を総合的に考える(米国生態学会委員会の主張
「自然の権利」運動への意見 ほか)

著者紹介

松田 裕之 (マツダ ヒロユキ)  
1957年福岡県生まれ。1985年京都大学大学院理学研究科博士課程修了。日本医科大学助手、中央水産研究所主任研究官、九州大学助教授、東京大学助教授などを経て、2003年より横浜国立大学環境情報研究院・教授・理学博士。専門は生態学、環境リスク学、数理生物学、水産資源学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)