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ウィーン1938年最後の日々 オーストリア併合と芸術都市の抵抗

出版社名 慶應義塾大学出版会
出版年月 2024年8月
ISBNコード 978-4-7664-2972-5
4-7664-2972-9
税込価格 2,970円
頁数・縦 286P 20cm

商品内容

要旨

1938年2月、ヒトラーの山荘ではオーストリア首相シュシュニクとの緊迫したやりとりが行われていた。その後の、オーストリア独立を問う国民投票の挫折とナチスによる武力侵攻…。フロイト、カネッティ、ウィトゲンシュタイン一家などの抵抗や亡命を軸に、芸術都市ウィーンの緊迫の日々を描く注目の書下ろし。

目次

序章 一九三八年の「輪舞」
第1章 オーストリア併合への道
第2章 併合前夜の芸術家たち
第3章 オーストリアの一番長い日
第4章 ヒトラーのウィーン
第5章 ヒトラー支配下の文化生活
終章 それぞれの一九四五年

出版社・メーカーコメント

フロイト、カネッティ、ウィトゲンシュタイン一家に迫る危機1938年2月、ヒトラーの山荘ではオーストリア首相シュシュニクとの緊迫したやりとりが行われていた。その後の、オーストリア独立を問う国民投票の挫折とナチスによる武力侵攻……。独立を守ろうとする首相たちや、文化人や芸術家の抵抗や亡命を軸に、芸術都市ウィーンの緊迫した日々を描く注目作。

著者紹介

高橋 義彦 (タカハシ ヨシヒコ)  
北海学園大学法学部准教授。1983年生まれ、慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程単位取得退学、博士(法学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)