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鴨方藩 名門池田家の流れを汲み、備中鴨方に陣屋を置く。本家に助けられつつ、存在感を増した分家大名の物語。

シリーズ藩物語

出版社名 現代書館
出版年月 2021年11月
ISBNコード 978-4-7684-7159-3
4-7684-7159-5
税込価格 1,760円
頁数・縦 206P 21cm

商品内容

要旨

名君の誉れ高き岡山藩主池田光政の庶子を初代とする鴨方藩。小藩ながら学問が栄え、全国に名だたる文化人を輩出。幕末維新期には藩主が活躍、本家の岡山藩を相続した。藩の遺産は今も鴨方に息づく。

目次

第1章 鴨方藩の成立―鴨方藩は、中国地方の雄藩で、名門岡山藩池田家の分家として成立した。(鴨方藩前史
池田家の登場 ほか)
第2章 藩政の展開 鴨方藩の治世の実態と藩主の実像―本家岡山藩の協力を受けながら、鴨方藩政は運営された。(鴨方藩の支配機構
村の運営機構 ほか)
第3章 鴨方藩主の立場と役割―鴨方藩やその藩主は岡山藩の援助を受けつつ岡山藩を支えた。(岡山藩の支援
鴨方藩主自身の認識と立場 ほか)
第4章 領内のすがた 多様な村と人々の活動―鴨方藩領は広くなかったが、多様な性格をもつ村と様々な人々の活動があった。(多様な村のすがた
鴨方領内の産業 ほか)
第5章 幕末維新の鴨方藩―幕末になると鴨方藩主の存在感は一気に増した。(封建社会の動揺と池田政詮の登場
求められる欧米の知識や技術 ほか)

著者紹介

藤尾 隆志 (フジオ タカシ)  
1976年兵庫県生まれ。水戸市教育委員会歴史文化財課世界遺産係長。岡山大学大学院修士課程・関西大学大学院博士課程後期課程修了。専門分野は日本近世史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)