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弱小国の戦い 欧州の自由を求める被占領国の戦争

光人社NF文庫 いN−520

出版社名 光人社
出版年月 2007年2月
ISBNコード 978-4-7698-2520-3
4-7698-2520-X
税込価格 776円
頁数・縦 280P 16cm
シリーズ名 弱小国の戦い

商品内容

要旨

近代国家の膨張期を迎えて、軍事大国のはざまに置かれたオランダ、ベルギー等低地諸国や、ポーランド、北欧の国々、そして火薬庫と称されたバルカン諸国は大国が押し進める強力外交(軍事力)にいかにして対処したのか。ヨーロッパの自由圏小国の国土保全の努力と結末を、その国々の内情と歴史に照らして描く。

目次

第1章 欧州小規模国の略歴(分裂せざるを得なかった低地の国
ひとつになれなかったスカンディナヴィア ほか)
第2章 史上初の世界大戦(最初の火の手が上がった低地国ベルギー
バルカン諸国の思惑とイタリアの動き ほか)
第3章 長続きしなかった平和(大戦終了で失ったものと得たもの
一筋縄ではいかなかったバルカン半島の終戦直後 ほか)
第4章 二度めの大戦争の嵐にさらされる諸国(独ソ不可侵条約で命運を決められた国々
北欧に飛び火する戦火 ほか)
第5章 長期化する戦乱(風雲急を告げるバルカン半島
英国内に現われた亡命政権 ほか)

著者紹介

飯山 幸伸 (イイヤマ ユキノブ)  
1958年、東京に生まれる。日本大学卒業後、図書館勤務をへて大学院修了。印刷会社、出版社に勤めた後、航空関連の原稿執筆、図面作成を行なう。雑誌「丸」などに橘悠太の名で記事掲載(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)