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あっと驚く船のリサイクル 船舶再利用のための知られざるプロセス

光人社NF文庫 おN−682

出版社名 光人社
出版年月 2011年4月
ISBNコード 978-4-7698-2682-8
4-7698-2682-6
税込価格 755円
頁数・縦 230P 16cm

商品内容

要旨

古来より船は、リサイクル・リユースの最先端を歩んでいた。ギリシャや江戸の千石船に至るまで、貴重な資源の船材は洋の東西を問わず大切に使われていた。現代では船舶のスクラップ鋼材は、ほぼ百パーセントが新たな鉄鋼として生まれ変わる。船のリサイクルの実体と船舶の解体現場まで描く中古船の活躍の歴史。

目次

第1章 リサイクル・リユース商品としての船(船はリサイクル商品の優等生
中古船とは、中古船の功罪 ほか)
第2章 新興海運会社は中古船で始まる(中古船でスタートする新興海運会社
中古船で始まった日本商船隊の歴史 ほか)
第3章 中古艦船大活躍(ギリシャ商船隊の大躍進
戦後日本商船隊と中古船 ほか)
第4章 船の解体(シップリサイクリングの現実と問題点)(船舶解体の変遷
船舶の解体はどのように行なわれるのか ほか)

著者紹介

大内 建二 (オオウチ ケンジ)  
昭和14年、東京に生まれる。37年、立教大学理学部卒業後、小野田セメント株式会社(後の太平洋セメント株式会社)入社。中央研究所、開発部、札幌支店長、建材事業部長を歴任。平成11年、定年退職。現在、船舶・航空専門誌などで執筆。「もう一つのタイタニック」で第4回海洋文学大賞入賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)