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倒す空、傷つく空 撃墜をめざす味方機と敵機

光人社NF文庫 わN−970

出版社名 潮書房光人社
出版年月 2016年10月
ISBNコード 978-4-7698-2970-6
4-7698-2970-1
税込価格 858円
頁数・縦 256P 16cm

商品内容

要旨

零戦、雷電、紫電改、鍾馗、四式戦―昼夜を分かたず来攻する爆撃機を邀撃し、敵の補充能力以上の機を撃墜し続ければ、兵力を維持しきれずに、空襲は止まる。敵が進攻を進め、より近距離から強力な護衛戦闘機を付けてくると、制圧阻止は困難となり防空は破綻をきたす。空戦が生み出す撃墜のメッセージ九篇を収載。

目次

最強の防空部隊・三〇二空―搭乗員はいかに戦死したか
伝説の赤松分隊士―だれもが認める比類なき腕まえ
零式小型水偵から「雷電」へ―正反対の飛行機を乗りこなして
無敵伝説へのプロローグ―零戦が初めて敵を捕らえた
ラバウル上空の完全勝利―大空戦に一機も失わず
最後の切り札・剣部隊―決戦航空隊の編成と実戦
過負担空域に苦闘す―希望的「零観神話」をぬぐい去る
ビルマから帰った操縦者―戦果と性格が特進を招いた
眞崎大尉が飛んだ空―陸軍リーダーパイロットの一典型

著者紹介

渡辺 洋二 (ワタナベ ヨウジ)  
昭和25年(1950年)、名古屋に生まれる。立教大学文学部卒業後、航空雑誌の編集勤務。53年、第2次大戦の軍航空に関する執筆に専念。平成22年(2010年)、職業としての軍航空の著述を終了。以後、余暇を航空史研究にあてる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)