商品内容
要旨 |
本書では「これまで会議や打ち合わせの主役でなかった人」の目線に立って、すとんと腹落ちする・実践できるファシリテーションのコツをお伝えします。はじめから完璧にできなくて大丈夫。これまでの目線を思い出しながら、「これならできるかも」というコツをひとつずつ使ってみてください。初心者ファシリの背中を押す、円満な進行と合意形成のコツ。「議事進行役を任された」「プロジェクトリーダーになった」でもまとめられる自信がない、不満が出ないか心配…そんな人へ。 |
---|---|
目次 |
第1章 「こんな会議はいやだ」の処方箋(こんな話し合いをしていませんか? |
出版社・メーカーコメント
★ 初心者ファシリの背中を押す、 円満な進行と合意形成のコツ。★ 「議事進行役を任された」 「プロジェクトリーダーになった」 でもまとめられる自信がない、 不満が出ないか心配…そんな人へ。★ 完璧にできなくていい。 できることを少しずつ、一歩踏み出すための 必携の書!! *事前準備はこれをおさえて *進め方の基本 *かみ合わない議論の整理術 *心理的安全性を確保する◇◆◇ 監修者からのコメント ◇◆◇早く行きたければ一人で行け、遠くへ行きたければみんなで行けこれは、アフリカのことわざです。アル・ゴア元副大統領が演説に引用したことで一躍世界に知られるようになりました。今まで、リーダーシップといえば、「強い言葉やふるまいで、人々を説得する」、早く、力強くものごとを進めるイメージがありました。しかし、多様な価値観が混在するこれからの時代に求められるのは、一人でぐいぐい引っ張る強いリーダーだけではなく、より多くの人たちと協調できる調整型のリーダーです。みんなが自分事として納得して話し合いに参加できる場づくりや、社会的にマイノリティになりがちな人の気持ちも汲み取れる、そんなリーダーシップが求められるのではないでしょうか。ファシリテーションはまさに、みんなで遠くへ行くための新たなリーダーシップに必要な力です。本書は、近々初めてファシリテーションをやることになった、どうやったらうまく合意形成できるんだろう、という方々が、ちょっとした勇気で一歩を踏み出せる本を作りたいと思って書きました。ファシリテーションのポイントを、できるだけ簡単に、できることから書いたつもりですので、ぜひ、何か一つでもトライしてみてください。ここ20年ほどでファシリテーションという言葉は広がりましたが、同時に誤解も多いと感じるため、基本的な考え方もお伝えするようにしています。あなたが一歩を踏み出せば、よりよい話し合いに、ひいてはみんなで遠くに行けるチームづくりに一歩近づきます。さあ私たちが見たい未来を共につくりましょう。竹本 記子