• 本

人間は瞬間瞬間に、いのちを捨てるために生きている。

文庫ぎんが堂 お1−1

出版社名 イースト・プレス
出版年月 2009年6月
ISBNコード 978-4-7816-7002-7
4-7816-7002-4
税込価格 660円
頁数・縦 298P 15cm

商品内容

要旨

「私は誤解のカタマリみたいな人間こそ、すばらしいと思う」自らの純粋さを貫き通し、誤解され世の中に敗れ去るえなかった母、岡本かの子。彼女と運命を共に生きた父、岡本一平。苦悩、孤独、絶望、そして一瞬に煌いた二人の生と死の物語。その他、狂おしい青春と恋愛の日々、過激な男と女論、食べることへの想い、など、岡本太郎の幻の名エッセイ集が初めて文庫版で登場。

目次

1 母のいのち、父のいのち
2 青春のいのち―パリと恋愛
3 女と男のいのち
4 酒、煙草、そして食べ物
5 わたしのまわりのもろもろ
6 生き物のいのち

著者紹介

岡本 太郎 (オカモト タロウ)  
1911年、東京生まれ。岡本一平・かの子の長男。東京美術学校に入学するもすぐ中退、30〜40年までパリに住む。数々の芸術運動に参加する一方、パリ大学で哲学・社会学・民俗学を専攻、ジョルジュ・バタイユらと親交を深める。戦後、創作活動を再開、現代美術の旗手として次々と話題作を発表した。70年の大阪万博テーマ館「太陽の塔」は国際的な話題となった。1996年、没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)