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日本の家族のすがた 語りから読み解く暮らしと生き方

出版社名 青弓社
出版年月 2024年11月
ISBNコード 978-4-7872-3548-0
4-7872-3548-6
税込価格 2,860円
頁数・縦 306P 19cm

商品内容

要旨

全国調査でおこなった幅広い世代への数多くのインタビューから、夫婦間の葛藤、離婚後の実際、子育てへの関わり方、親やきょうだいとの距離感、退職後の関係性など、家族生活のリアルに迫り、日本の家族のすがたを多角的に浮かび上がらせる。

目次

序章 NFRJ18質的調査と戦後日本の家族変動
第1部 家族になる/家族と別れる(結婚の選択における親の影響
妊娠先行型結婚の語りにみる世代差
離婚の語りにみる日本夫婦の親密性
離別女性の生活再建―サポートネットワークを中心に)
第2部 子どもを育てる/家事をする(世代間比較の語りからみる親であるという経験
夫の家事・子育てをめぐる妻のジレンマ
家事に向き合う男性の意識―損得や快苦や繁閑とは異なる家事の規定要因
子育て主婦とキャリアの見通し―中断から再就職の間で
家族は余暇をどう過ごしているのか―What game shall we play today?)
第3部 家族と老いる/家族を思う(成人後の親子関係―実の親・義理の親と関係が「よくない」人の語りから
介護・相続にみる中年期以降のきょうだい関係とアンビバレンス
「仕事を辞めること」の語りと夫婦関係
高齢期の人生回顧―団塊の世代は職業・家族をどのように振り返るのか)

著者紹介

木戸 功 (キド イサオ)  
神奈川県生まれ。聖心女子大学現代教養学部教授。専攻は家族社会学
松木 洋人 (マツキ ヒロト)  
兵庫県生まれ。早稲田大学人間科学学術院教授。専攻は家族社会学
戸江 哲理 (トエ テツリ)  
大阪府生まれ。神戸女学院大学文学部准教授。専攻は家族社会学、コミュニケーション論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)