ピンクと青とジェンダー
青弓社ライブラリー 110
| 出版社名 | 青弓社 |
|---|---|
| 出版年月 | 2025年5月 |
| ISBNコード |
978-4-7872-3558-9
(4-7872-3558-3) |
| 税込価格 | 1,980円 |
| 頁数・縦 | 171P 19cm |

ピンクと青とジェンダー
青弓社ライブラリー 110
| 出版社名 | 青弓社 |
|---|---|
| 出版年月 | 2025年5月 |
| ISBNコード |
978-4-7872-3558-9
(4-7872-3558-3) |
| 税込価格 | 1,980円 |
| 頁数・縦 | 171P 19cm |
0100000000000034740940
4-7872-3558-3
ピンクと青とジェンダー
石井国雄/著 田戸岡好香/著
青弓社
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BK
出版社・メーカーコメント
「ピンクは女の子、青は男の子」という性別に基づく色分けは、トイレや更衣室、ファッションやおもちゃなど、私たちの日常の随所に見いだすことができる。しかし、この使い分けはそもそもどうして生まれたのか。また、本当に根拠がある色使いなのだろうか。そして実際に、女性はピンクを好み、男性は青を好んでいるのだろうか。本書では、社会から文化にわたるさまざまな局面で自明視されている「ピンクは女の子、青は男の子」というステレオタイプな区分に疑問を投げかける。そして、色による性別区分の実態に迫るため、日本を含む各国でおこなわれたピンクと青の印象に関する実験の数々を紹介する。その結果として、この固定観念や好みは決して先天的なものではなく、後天的、つまり私たちを取り巻く社会的・文化的な影響のもとで生じるのだと結論づける。そのうえで、色に関するジェンダーステレオタイプを乗り越えようとする近年の社会的実践にふれ、いたるところに潜在する慣習的な性差についても是正の必要性を訴える。私たちにとって色とは何か。性差を、文化を、そして社会を方向づける強靱なメカニズムの解体を試みる、社会心理学からのアプローチ。