呼び覚まされる霊性の震災学 3.11生と死のはざまで
出版社名 | 新曜社 |
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出版年月 | 2016年1月 |
ISBNコード |
978-4-7885-1457-7
(4-7885-1457-5) |
税込価格 | 2,420円 |
頁数・縦 | 180P 19cm |
商品内容
要旨 |
タクシードライバーが邂逅した“幽霊現象”。わが子のように慰霊碑を抱きしめる遺族たち。霊性という高次の精神性にもとづく死生観が、震災復興に求められている。亡くした家族が「生きていた」記憶を刻む慰霊と鎮魂、未曾有の悲しみを越えて死者とともに生きる人びとの強さを描く。若者たちの真摯な筆致が深い感動を呼ぶ。 |
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目次 |
第1章 死者たちが通う街―タクシードライバーの幽霊現象‐宮城県石巻・気仙沼 |
おすすめコメント
◆震災による死に人々はどう向き合うか 霊を乗せて走るタクシー タクシードライバーの幽霊体験、その真相とは? わが子は記憶のなかで生きていると慰霊碑を抱きしめる遺族、700体もの遺体を土中から掘り起こして改葬した葬儀社、津波のデッドラインを走る消防団員、骨組みだけが残った防災庁舎を震災遺構として保存するかなど、被災地の生と死の現場に迫るノンフィクション。亡くなった肉親や津波犠牲者の存在をたしかに感じるという、目にみえない霊性の世界に迫ります。新曜社ホームページ『呼び覚まされる霊性の震災学』 →http://www.shin−yo−sha.co.jp/mokuroku/books/978−4−7885−1457−7.htm