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欲望という名の音楽 狂気と騒乱の世紀が生んだジャズ

出版社名 草思社
出版年月 2023年7月
ISBNコード 978-4-7942-2642-6
4-7942-2642-X
税込価格 2,640円
頁数・縦 357P 19cm

商品内容

要旨

性行為の隠語とされる語源「jass」、米軍が兵士に配布した「Vディスク」、演奏中に当たり前のように使用されていたヘロインやヒロポン―。社会の暗部が垣間見える興味深いエピソードに満ちた二十世紀日米ジャズ裏面史。

目次

第1章 ジャズと戦後の原風景
第2章 みんなクスリが好きだった―背徳のBGMとしてのジャズ
第3章 戦後芸能の光と影―クレイジーキャッツと美空ひばり
第4章 ならず者たちの庇護のもとで―ギャングが育てた音楽
第5章 栄光と退廃のシンガー、フランク・シナトラ
第6章 迫害の歴史の果てに―ユダヤ人と黒人の連帯と共闘

出版社・メーカーコメント

ジャズが最もヒップで、人々を熱狂に駆り立てていた時代、アメリカと日本でジャズが生み育んだ文化と歴史を、戦争、禁酒法、移民、人種差別、ドラッグ、売春、ギャング、ヤクザ、犯罪などといったテーマで描きだす一冊。性行為の隠語とされる語源、演奏中に当たり前のように使用されていたヘロインやヒロポン、日本の芸能とヤクザの関わりなど、あまり語られることのないエピソード満載のジャズ文化裏面史。

著者紹介

二階堂 尚 (ニカイドウ ショウ)  
文筆家。1971年、福島県浪江町生まれ。早稲田大学第一文学部ロシア文学科卒業後、フリーの編集ライターとなる。カルチャーメディア「ARBAN」にて音楽コラムを連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)