書籍ダイジェスト配信サービス SERENDIP 厳選書籍 要旨 生産性向上や人材流動化、Z世代の価値観への対応などから、従業員エンゲージメントの強化や、そのためのウエルビーイング向上が、多くの企業で取り組まれている。職場の環境整備や、個人の働きやすさへの配慮、メンター制度や1on1などが行われているが、より重要な視点として「人と人のつながり」があるようだ。本書では、膨大なデータの解析から導き出された、生産性も従業員の幸福度も高い組織をつくるためのカギとなる、人的ネットワークの「形」と、その組織や社会への影響について詳細に解説している。著者の研究チームは、オリジナルの赤外線通信機能とセンサを備えたウエアラブルデバイスで測定した、1兆個を超えるデータの解析により、人間の幸せ・不幸せを決定づける重要な要素「ファクターX」を発見。その論文は2020年、権威ある英国の科学論文誌である「Nature/Scientific Reports」に発表された。ファクターXとは、「V字」と「三角形」の違いである。著者は、株式会社日立製作所フェロー、株式会社ハピネスプラネット代表取締役CEO。データを活用した人間や組織研究とそのためのウエアラブル技術のパイオニアとして論文被引用件数は4,500件、特許出願350件を超える。著書に『データの見えざる手』『予測不能の時代』(ともに草思社)などがある。 |
商品内容
要旨 |
社員が幸せで、生産性が高い組織は、人間関係に「三角形」が多かった!1兆件・21年間のデータ解析が導いた科学的組織論。 |
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目次 |
第1章 孤立社会は誰がつくったのか? |
出版社・メーカーコメント
社員が幸せで、生産性が高い組織は、人間関係に「三角形」が多かった!1兆件・21年間のデータ解析から導かれた科学的組織論。 山口周氏推薦!「組織の中に△の人間関係を増やせば、幸福度も生産性も高まる。ついに日本発の世界水準の組織理論が出ましたね」【内容より】●自分の知り合い2人同士も知り合いなら関係は三角形●組織に三角形が多いと問題解決能力・生産性が向上●自分の知り合い2人の間に交流がないと関係はV字に●組織にV字が多いと孤立・離職を生み、生産性は低下●効率重視の組織構造ほどV字が増え、社員は不幸に●コミュニケーションや知人が多い人でも孤独感を抱く●外向的な人は幸福度高いが、周囲の幸福度を下げがちベストセラー『データの見えざる手』『予測不能の時代』で、ビジネス界に衝撃を与えた著者が、1兆件・21年間のデータ解析から導き出したまったく新しい科学的組織論。【目次】第1章 孤立社会は誰がつくったのか?第2章 幸せに法則性はあるのか?第3章 身体の動きは何を物語っているのか?第4章 「よい人間関係」とは何なのか?第5章 「トリニティ」とは何なのか?第6章 幸せと生産性は共存できるのか?第7章 私たちはどうすれば幸せになれるのか?第8章 どうやってトリニティをつくるのか?第9章 格差社会はどこからはじまったのか?第10章 GDPからGDTへ