• 本

「家族力」がうつから救う! ともに戦う「患者と家族」60のケース

宝島社文庫 Fや−2−1

出版社名 宝島社
出版年月 2008年7月
ISBNコード 978-4-7966-6482-0
4-7966-6482-3
税込価格 503円
頁数・縦 253P 16cm

商品内容

要旨

約15人に1人がうつ病にかかっている現在の日本。統計上では約7人に1人が一生の間に一度はうつ病にかかると言われている。そのケアに成功した家族には共通する不思議な力があった。たとえるなら「家族力」。MDA‐JAPAN(うつ・気分障害協会)を設立した山口律子が、そんな「家族力」をもつ家族が実行しているさまざまな知恵やアイデア、心構え、知っておくと楽になれることを伝える。

目次

第1章 よくある「うつ家族」の誤解(うつ病は「気合」で回復すると思っている
薬に頼らないで治そうとする ほか)
第2章 「うつ家族」の心構え(「病を憎んで、人を憎まず」
うつ病は三寒四温で回復する ほか)
第3章 「うつ家族」が抱えやすい問題(ゴールに近づいている実感が得られない
家族が医者になろうとして逆効果 ほか)
第4章 今すぐ役立つ!「うつ家族」の改善アイデア20(「温かな無関心」で接する
隠れダラダラスペースを作る ほか)
第5章 社会復帰へ。「うつ家族」の最後の一歩(回復期に入ったらカウンセリングを検討する
復職プログラムを利用する ほか)

おすすめコメント

約15人に1人がうつ病にかかっている現在の日本。統計上では約7人に1人が一生の間に一度はうつ病にかかると言われています。本人も、ケアする家族もつらい思いをすることが多い、このうつ病。そのケアに成功した家族には共通する不思議な力がありました。たとえるなら「家族力」。MDA代表で「うつ家族」ケア&サポーターの山口律子が、そんな「家族力」をもつ家族が実行しているさまざまな知恵やアイデアを紹介します。

著者紹介

山口 律子 (ヤマグチ リツコ)  
1988年東京都特別区入庁。都内の保健所に7年間勤務する。95年MDA(Mood Disorders Association of British Columbia Canada)にてレジデント研修。家族心理教育プログラム、気分障害の心理教育プログラムを学ぶ。96年米国サンフランシスコのヘイトアシュベリーメディカルクリニックにて在宅AIDSケア、薬物依存ケアプログラムレジデント研修。その後、米国(財)野口医学研究所、横浜市総合保健医療センター精神保健部リハビリテーション科精神科デイケアに勤務。2002年NPO法人MDA‐JAPANを設立。うつ・気分障害の当事者と家族の支援活動を始める。現在、日立キャピタル損害保険株式会社メディカルアドバイザリー室長。日本うつ病学会評議員。保健師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)