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財務官僚の仕事力 最強官庁の知られざる出世事情

SB新書 290

出版社名 SBクリエイティブ
出版年月 2015年3月
ISBNコード 978-4-7973-7759-0
4-7973-7759-3
税込価格 880円
頁数・縦 174P 18cm

商品内容

要旨

財務省は、歳入と歳出(税金と中央官庁の予算)の両方を牛耳り、群を抜く権力を保持している。そんな財務省の官僚たちの実態は、世間一般には“ブラックボックス”と化しており、あまり知られていないのが実情だ。財務省(大蔵省)時代、「ミスター円」として名を馳せ、財務官僚の生態と現場を知り尽くす著者が、組織力から出世事情、永田町との関係まで、豊富なエピソードを交えつつ、その実態を解き明かす。

目次

第1章 最良にして最も聡明な人びと―ザ・ベスト&ザ・ブライテスト
第2章 省庁の中の省庁
第3章 エリートの中のエリート 主計局
第4章 知性派の主税局
第5章 “中継点”としての理財局
第6章 オールラウンドプレイヤーの国際局
第7章 財務省出身の政治家たち
第8章 キャリアシステムでエリート養成
第9章 「ワル」じゃなければ偉くなれない
終章 国際派キャリア官僚

おすすめコメント

「われら富士山、他は並びの山」――日本の最高学府である東京大学を優秀な成績で卒業したエリートが集う霞が関で、財務省は大蔵省時代から他の中央省庁を見下ろしながら“最強官庁”を自任してきた。実際、税金と各省庁の予算を牛耳り、霞が関で群を抜く権力を保持している。そんな財務省の官僚たちの仕事の実態は、世間一般レベルでは「ブラックボックス」と化しており、あまり知られていないのが実情だ。日本最高峰の頭脳は一体どんな仕事をしているのか、そしていかに思考を働かせているのか。財務省(大蔵省)時代は「ミスター円」として活躍し、財務官僚の生態と現場を知り尽くす著者が、豊富なエピソードを交えて、そのとてつもない仕事力を伝授する。官僚たちの生活、永田町との関係まで、これ一冊で財務官僚のすべてが分かる。

著者紹介

榊原 英資 (サカキバラ エイスケ)  
1941年東京生まれ。東京大学経済学部卒。大蔵省入省後、米ミシガン大学で経済学博士号取得。IMFエコノミスト、米ハーバード大学客員准教授、大蔵省国際金融局長を歴任。97〜99年財務官を務め、「ミスター円」の異名をとる。慶応義塾大学教授、早稲田大学客員教授をへて、青山学院大学教授、財団法人インド経済研究所理事長。2004年より高校生向けの合宿研修会「日本の次世代リーダー養成塾」を定期的に開き、日本の将来を担う人材の育成にも携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)