• 本

開成高校野球部の「弱くても勝つ」方法 限られた条件で最大の効果を出す非常識な考え方

SB新書 277

出版社名 SBクリエイティブ
出版年月 2014年11月
ISBNコード 978-4-7973-8106-1
4-7973-8106-X
税込価格 803円
頁数・縦 191P 18cm

商品内容

要旨

東京の日暮里にある開成高等学校は、東大合格者数三三年連続一位の超進学校。しかし、硬式野球部は、考えすぎて打てない、ゴロを捕る動作が「拾う動作」になるといった選手ばかり。しかも全体練習ができる日は週に一日しかない。これでスポーツ推薦などもある強豪校に立ち向かうのは、危険でさえある。しかし「だからこそ、勝ちたい!」と青木監督は、「出ると負け」のチームを、都の大会で甲子園出場校に一点差に迫るところまで育てた(二〇〇五年)。青木監督の型破りな戦略を紹介!

目次

序章 弱いから、勝ちたい
1章 「週一日の練習で勝つなんて、虫のいいことを目指すんだから、相当な覚悟が必要です」―ルールの裏に隠れた可能性を探せ
2章 「一試合に出るか出ないかのプレーのための練習はしない」―週一回の全体練習で勝つための「優先順位」のつけ方
3章 「ナイス空振り!」―打てない選手で「開成ドサクサ戦術」を成り立たせるために
4章 「勝つと楽しいんだよ」から教えるべきなのか?―頭でっかちな選手への指導法
5章 「まずは、えこひいきからはじめる」―チームづくりの優先順位
6章 「代打、おれ!」―練習試合では、目先の勝ちを狙うより「自分達の勝ち方」を習得せよ
終章 「監督の仕事はチームを勝利に導くこと」―青木監督の仕事の流儀

著者紹介

山岡 淳一郎 (ヤマオカ ジュンイチロウ)  
1959年愛媛県生まれ。ノンフィクション作家、東京富士大学客員教授。経済、政治、医療、スポーツなど分野を超えて旺盛に執筆中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)