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日本人だけが知らない「終戦」の真実

SB新書 308

出版社名 SBクリエイティブ
出版年月 2015年7月
ISBNコード 978-4-7973-8350-8
4-7973-8350-X
税込価格 935円
頁数・縦 239P 18cm
シリーズ名 日本人だけが知らない「終戦」の真実

商品内容

要旨

日本では「8月15日=終戦」とされるが、世界では必ずしもそうではない!この「終戦の日付」の認識の違いが、実は戦後世界の不思議な状況を生み出している。また、領土、補償、外交など戦後の諸問題の多くの根源は「終戦のカタチ」にあり、今もなお引きずっている。本書は、昭和史の中だけで語られがちな「終戦」が、本当は世界史の中の死角・盲点であることを、戦勝国、交戦国、戦後の独立国などの視座を交えて知る異色の戦後史。

目次

序章 戦後の諸問題の根源は「終戦」にあった
第1章 第二次世界大戦の敗者と勝者それぞれの思惑
第2章 残留日本兵たちの波乱に満ちた終戦
第3章 戦後日本のカタチを決めた米ソの冷戦構造
第4章 現在の日中関係の原点は終戦のカタチにあった
第5章 アジアの解放、独立、建国にいたる日本の影響
終章 今も残る第二次世界大戦の長い影

おすすめコメント

◎終戦70周年企画! 加瀬英明氏推薦! 70年前のこととはいえ、現在もなお各国にとって大きな記念日である「終戦」。世界は必ずしも「8月15日=終戦」とはしておらず、この「終戦の日付」の認識の違いは、日本人が国内外で思っていた以上に痛感させられることが多い。また、戦後の諸問題の多くの根源は 「日本の終戦のカタチ」にはじまっており、領土、戦争被害、戦後補償、外交など、今もなお日本だけでなく 世界もひきずっているのが現状である。本書は、昭和史の中で日本という舞台の中だけで語られがちな「終戦」が、いかにそれをきっかけに戦後体制から現代の諸問題にまでひきずっているかを、戦勝国、敗戦国、戦後の独立国などの世界レベルでの視座から見ていくもの。本書を通して、日本のマスコミや学校が教えてくれない 世界史の中の死角・盲点としての「日本の終戦」が 理解できるであろう。

著者紹介

松本 利秋 (マツモト トシアキ)  
1947年高知県安芸郡生まれ。1971年明治大学政治経済学部政治学科卒業。国士舘大学大学院政治学研究科修士課程修了、政治学修士、国士舘大学政経学部政治学科講師。ジャーナリストとしてアメリカ、アフガニスタン、パキスタン、エジプト、カンボジア、ラオス、北方領土などの紛争地帯を取材。TV、新聞、雑誌のコメンテイター、各種企業、省庁などで講演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)