眠れなくなるほどキモい生き物
出版社名 | 集英社インターナショナル |
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出版年月 | 2021年8月 |
ISBNコード |
978-4-7976-7397-5
(4-7976-7397-4) |
税込価格 | 1,870円 |
頁数・縦 | 236P 19cm |
商品内容
要旨 |
想像するだけで身の毛もよだつ!キモい生態の寄生虫たちが大集合。異形は後の災いの兆し・リベイロイア、脳喰らいアメーバ・フォーラーネグレリア、…ほか全27生物を収録。 |
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目次 |
第1章 行動を操る(死の“酔泳”へと導く―ハリガネムシ |
出版社・メーカーコメント
あなたは最後までページをめくれるか?寄生虫が寄生する先の生物(宿主)の脳に司令を出して彼らの行動を操作する生物の存在が、近年解明されつつある。宿主から恐怖心を奪ったり、ゾンビ化させたり、危険な場所へおびき寄せたり――背筋がゾワッとしてしまうほどおぞましく、したたかな生態をもつ寄生虫たちを、人気イラストレーター・猫将軍の魅力的なイラストとともに紹介。例えば、ある寄生虫は昆虫の体内で成虫になり、やがて水中で交配する。昆虫にとって水辺は開けていて明るく、天敵に見つかりやすい場所なので通常は近づかないが、それでは水中に移動できない。そこで寄生虫がとある化学物質を分泌すると、宿主の昆虫は水に飛び込みたくて仕方がなくなってしまう――。このように宿主を自在に操り、自らに都合の良い行動を取らせる寄生中の生活環は、精緻かつ巧みに設計されており、非常に残酷かつ興味深い。そのなかでも特にキモ怖い生物を厳選してその生態を紹介。キモ怖すぎて眠れなくなること間違いなし。【本書に登場する寄生虫たち】<行動を操る寄生虫>ハリガネムシ/トキソプラズマ/リベイロイア/メジナ虫 他<ヒトに棲む寄生虫>エキノコックス/サナダムシ/トリパノソーマ/フォーラーネグレリア 他<おぞましい生き様の寄生虫>タイコバエ/ロイコクロリディウム/フクロムシ/タイノエ 他【著者プロフィール】大谷智通:サイエンスライター、編集者。東大農学部卒業後、同大学院農学生命科学研究科水圏生物科学を専攻。魚病学研究室に所属し、小川和夫(現・目黒寄生虫館館長)のもとで魚介類の寄生虫病の研究を行なう。出版社勤務を経て独立。主な著書に『寄生蟲図鑑』(講談社)、『えげつないいきもの図鑑』(ナツメ社)など。猫将軍:イラストやキャラクターデザインを得意とするアーティスト。和歌山県在住。ゲームのコンセプトイメージやジャケットイラストなど、数多くのアートワークを手掛ける。昆虫、動物、女性、宝石、肉、スイーツといったモチーフを得意とする。画集に『猫将軍画集』(2021年・玄光社)『ILLUSTRATION MAKING & VISUAL BOOK 猫将軍』(2014年・翔泳社)がある。