• 本

「若者」の時代

出版社名 トランスビュー
出版年月 2015年3月
ISBNコード 978-4-7987-0156-1
4-7987-0156-4
税込価格 2,640円
頁数・縦 342P 20cm

商品内容

要旨

若者たちは、社会から何を求められ、いかに遇されたのか。彼らは、どのような栄光と失意と屈辱を体験してきたのか。復興期から高度成長期、停滞期を経て格差の時代へ―歌謡曲、映画、記録、TVドラマ、文学、マンガを素材に、戦後社会を走り抜けた「不機嫌な魂」の軌跡を追う。

目次

序章 反抗までもう一歩
第1章 忘れられた歌姫―青山ミチの存在と闘い
第2章 転がる卵のように―集団就職と戦後都市
第3章 端境期のセヴンティーン―六〇年安保のさなかで
第4章 舞い降りたバリケード―高校闘争一九六九
第5章 学園はいかに夢見られたか―学校意識の変容
第6章 “遠郊”の憂鬱―地元意識の変容
終章 東北と若者たち

著者紹介

菊地 史彦 (キクチ フミヒコ)  
1952年、東京生まれ。76年、慶應義塾大学文学部卒業。同年、筑摩書房入社。89年、同社を退社。編集工学研究所などを経て、99年、ケイズワークを設立し、企業の組織課題やコミュニケーション戦略を中心にコンサルティング活動を行なう。現在、株式会社ケイズワーク代表取締役。国際大学グローバル・コミュニケーションセンター客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)